【レポートまとめ】市民講座『ジェネリック医薬品(後期医薬品)ってなあに?』
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00 2013年5月27日に福島市主催で行われた、『ジェネリック医薬品ってなあに?』のメモを投下します。講師は、全国健康保険協会福島市支部長の中西勉氏、うさぎ薬局薬剤師の大森洋子氏。参加者は30人ほど。 #ジェネリック #福島市 pic.twitter.com/g2tEGv1gR9
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01 中西「ジェネリック医薬品登場の背景にある公的医療保険についてお話しします。日本は国民皆保険で、日本人ならどこかの公的保険に入らなければならない。たとえば、75歳以上では後期高齢者医療制度がある。全国で約1400万人が適用されており、福島県には28万人、福島市は3.6万人」。
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02 中西「国民健康保険は、自営業・無職などが対象。もとは自営業者のためのもので、加入数は1番多い。会社を辞めても入る。市町村が運営。協会けんぽは、中小企業従業員が多い。健康保険組合は、大企業でトヨタや松下など。福島県であれば東邦銀行や福島銀行など。共済組合は、公務員」。 #保険
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03 中西「医療費について。毎年1兆円ずつ医療費は増えている。原因は、高齢化や医療の高度化など。医療費の内分では調剤費が1番増えており、これは医療の高度化に伴い高額の薬が出てきたため。また医療費無料だと無理を言う人がでる。たくさん薬もらう人やもらうだけもらって呑まない」。
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04 中西「ジェネリック医薬品は、医療費削減につながる。しかし、日本では圧倒的に使用割合が低く、28.7%。一方、欧米では60%以上。「金額が高い方が効くのではないのだろうか」といったイメージから先発薬を使う人が多い。また、福島県は使用割合は27.5%と、全国でも低い」。
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05 中西「ふくしまの健康水準について。福島県は平均寿命が低い。また、喫煙率高く、高血圧で男女とも全国1位、食塩摂取率も全国1位。平均寿命が全国1位の長野県は医療に頼らない生活をしている。我々も予防のため保健指導や検診を呼びかけている。早期発見早期治療」。 #福島 #寿命
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06 大森「2010年度の国民総医療費は、今までの最高37兆4202億円。これは国民所得の10.7%に当たる。今も医療費は増加している。理由は、①新しい抗がん剤使用や治療法の確立、②高度な医療期機器の普及:海外では機械設置数の制限があるが、日本は検査受けやすい、③高齢者の増加」。
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07 大森「国も医療費抑制にとりくんでいる。たとえば、病院ごとの役割をわける。大病院志向の人も多いが、理想的には、かかりつけ医に診てもらい必要あれば大きな病院へ紹介、そして町の診療所にもどる。そのためフリーアクセスでいくと初診料がかかるシステムとなっている」。 #医療費 #医療
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08 大森「医療と介護のすみ分け:高齢者の心身のさまざまな不具合に医療行為ではなく介護で対応する。むかしはなんでも医療でみていた。介護保険も創設される、昔は社会的入院も多かった。入院日数の短縮:病院ではできるだけ退院まで短くして新たな患者を入れたい。予防への取り組みも」。
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09 大森「医療費における薬剤費は、2010年度で6.1兆円(総医療費37.4兆円の約16%)。削減のため、ジェネリックの促進が必要。ジェネリック医薬品とは、新薬の特許期間満了後に厚労省の承認を得て発売される。新薬と同じ成分・効き目をもつが、新薬にかかった開発費がないため安価」。
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10 大森「薬の開発は世界規模で、日本で開発された薬が先に海外で売られることも多い。開発には500億必要といわれる。それは昔より薬の開発は難しくなっているためで、今はそれまで以上にコストが必要、9〜17年の時間が必要。ジェネリックは化学構造式をまねるので開発費が節約できる」。
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11 大森「新薬は特許を出願して、20〜25年間独占的に製造・販売できる。その後特許がきれると、その成分や製法は、国民の財産になる。そしてジェネリック医薬品には、新薬の2〜7割の薬価がつけられる」。 #ジェネリック #福島市
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12 大森「わが国のジェネリックの状況。平成23年度の医薬品全体に占める割合は、22.8%。平成24年度の政府目標30%。一方、海外ではジェネリックが主流。日本では、医療費がふくれあがり、国民皆保険維持も困難になりつつある。無駄をはぶかないと崩れてしまう」。 #ジェネリック
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13 大森「ジェネリックに変更するには、薬局では薬剤師に相談する。変更した場合のお薬代を、ネットで差額を計算することも。また、先発品の製造販売譲渡されるなど、大手ジェネリックメーカーの製造能力は先発品メーカーに劣らない。先発品メーカーもジェネリック参入している」。 #ジェネリック
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14 Q「ジェネリックを使用しているが、副作用の点がよくわからない」、大森「薬の添加物は身体にとっては安全なものであるが、先発と後発では異なる。まれにアレルギーなどが。主成分による副作用はあまりなく、先発品の方が使用している人数が多いので副作用のカウントも大きい」。 #薬剤
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💊後期医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進について厚労省のページ